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わざとじゃないと言い張る午後~ラギSS~

「・・・・」
受けようと思っていた授業が休講だったため、ルルは湖へと足を運んだ
そこで昼寝をしているラギを見つけ
ルルは気がついたらラギを観察していた

「ラギ・・・気持ち良さそうに寝てるなぁ」
ルルはそう言いながら微笑んだ

「ふわぁ・・・私も眠くなったのかもしれないわ・・・私も少しお昼寝しよう」
そうしてルルも眠りについた




「ん・・・あれ?もうこんな時間?!」
ルルの目が覚めた時、空が緋色に輝いていた

「うぅしまったわ・・・あれマント?」
ルルは自分の体にマントが掛かっている事に気がついた
しかしルルは自分のマントが外れていない
「もしかして・・・ラギ!」

「んなデケェ声で言わなくても聞こえるつーの」
そう言いラギはルルの方へやってきた
ルルが思った通りラギはマントを羽織ってなかった
「ラギ!もしかしてこのマントラギが掛けといてくれたの」

「あぁ・・・そうだよ、お前腹冷やして風邪ひくタイプぽさそうだし」

「うっ・・・確かにひいたことあるけどお腹出してないから大丈夫だもの・・・」

「ひいたことはあんじゃねぇか・・・とりあえず、毛布変わりに俺のマント掛けといたんだよ」

「そういえばラギの匂いがしたかも」

「はぁ?」

「眠ってる時ラギの匂いがしたの」

「それは汗臭いとかそういう匂いだろ」

「そんなことないわ!ラギの匂いってすごく安心できて気持ちよく寝れたわ」
ルルはそう微笑みラギを見る
「ラギ・・・マントありがとう、すごく気持ちよく寝れたわ」
ルルがそう言うとラギの顔はみるみる赤くなっていく
「ラギ大丈夫?もしかして寝ている間に風邪ひいちゃったの?」
と心配そうにルルはラギに近寄っていく
「ちげぇよ!風邪なんてひいてねぇよ・・・ったく」
といいラギは歩き出す

「あ・・・待ってラギ!ラギのマントまだ返してないわ!」
ルルはラギに追いつくため歩くスピードを早めた

「ったく・・・無自覚なのが余計タチわりぃ・・・」

「ラギ!」
「ってうぉお!」

「ラギやっと追いついたわ」

「何だよいきなり!」

「マントまだ返してないわ」

「あっそういやそうだったな」
はいとルルが笑顔で渡そうとした瞬間
「きゃっ・・・」
ルルは起きたばかりなのに走ったせいか体勢をくずすとっさだったせいかラギはルルが持ってる彼女が自分に返そうとした自分のマントを持ってひっぱろうとしたがとっさだったため自身も倒れこんでしまう
あぁチビドラゴンに変身してしまうんだなと思いながらルルの方へ倒れていく






(あれ・・・変身してない・・・って・・・何か手に何か柔らかい感触が・・・こう手に若干おさまりきらない大きさというか・・・何だコレ)
と手に掴んでるものの感触を確かめようと手を動かす
「んぁっ!」

(・・・まさか)
ラギは目を開ける
そこには顔を赤らめいるがいまだ少しだけぼーっとしている少女がいた
そして自分の手は彼女の形の良さそうな胸元を掴んでいたことに気がついた

「うぉわぁぁぁぁ?!」
ラギは叫んだ
チビドラゴンにならないのは良かったがそれと同じいやそれ以上のトラブルが起こってしまったのだ
「え、ラギどうしたの・・・きゃあっ!」
ラギの叫びで目が完全に目が覚めてきたのかルルが今の状況に気がつき顔を赤らめながら悲鳴をあげた
「ララララララ、ラギ・・・何で私の胸を触ってるの」

「いや!触りたくて触ったわけじゃ」
ごまかそうとしてついつい手に力が入ってしまい
ルルの胸をまた揉んでしまう
「んぁっ!」
「?!」
ルルが官能的な声をあげラギは顔を真っ赤にする
(何で声がそんなやらしいんだよ!・・・つかどうして今まで何で胸から手を離さなかったんだよ俺!・・・離せば解決ではないがとりあえず、現段階でコイツの胸から手離さなかったら変態じゃねぇか俺!)
と考えラギはルルの胸から手を離す
「・・・ラギの・・・ッチ」

「は?なん・・・」

ルルは落ちている自分の杖を拾った
「・・・ルル!ちょっ落ち着け!」
ラギはだんだん顔が青ざめていく
「ラギのエッチ!変態!スケベ!おっぱい魔神!」
と杖で殴られ肉体的ダメージとそして精神的ダメージを与えられた

ラギは後悔した何であの時とっさに手を離さなかったのか


あいつ背低いし、中身もガキっぽいから体型もガキっぽいかと思ってたんだが・・・チビドラゴンの時の押し付けられる感触でも思っただが、あいつの胸柔らかかったな・・・

そんなことを考えていた。


手に残った感触はすごく刺激が強くてあたたかった

「んでラギ君ルルちゃんに肉体的にも精神的にもダメージあてられたけどどうだった?」

「なっ・・・見てたのかよお前」

「ちょっと違うかな」

「何がちょっと違うんだよ」

「俺と殿下とエスト君も見てたからちょっと違うでしょ?」

「変わんねぇじゃねぇか!」

「フフ、ラギ大丈夫です。ルルはとてもいい子きっと許してくれるハズです」

「・・・」

「ビラールお前もかよ?!、つかエストは無言で俺の方をガン見すんな!」

「別に今回だけは彼女に同情しそうです」

「って、あそこでルルが転ばなけりゃ・・・」

「ラギ君、君なんやかんやでルルちゃんの胸に三回ぐらい触ったよね」

「な?!」

「いやぁラギ君のラッキースケベもこうまで来るとすごいよね、ラギ君は背が小さくて胸はないよりある方のほうが好きだったからすごい偶然だよね」

「アルバロてめぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

おまけ終わり
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自己紹介:
乙女ゲーギャルゲーにハマっててNL好きです
最近ワンドにはまってて、今は乙女ゲー寄り

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